サッカーの天皇杯全日本選手権兵庫県代表決定戦を兼ねた第27回兵庫県選手権(神戸新聞社共催)最終日は12日、洲本市のアスパ五色で決勝があり、甲南大が2−2からのPK戦の末に関学大を8−7で破り、1999年の第2回大会以来25年ぶり2度目の優勝を飾った。

 甲南大は少ない好機を生かし、GK板敷らの好守でしのいだ。前半4分、清水がPKを決めて先制。1−2の後半39分には再び清水のゴールで追い付いた。関学大は前半終了間際に村井、後半37分に小西が得点し一時逆転したが、リードを守り切れず。PK戦では9人中2人が失敗した。

 甲南大は25日、天皇杯1回戦で石川県代表のJ3金沢と対戦する。