社民党鹿児島県連は次期衆院選で、鹿児島4区に西之表市の山内光典氏を擁立すると発表しました。

山内光典氏は西之表市出身の73歳で、「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の会長を務めています。

2023年の県議会議員選挙では西之表市・熊毛郡区から無所属で立候補し、落選しました。

山内氏は馬毛島で進むアメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備の計画に反対していて、30日、鹿児島テレビの取材に応じ次のように話しました。

山内光典氏
「馬毛島の自衛隊基地建設に反対の運動を続けてきた。国に国会議員としての立場で要望していく」

社民党の公認は近く党本部で開かれる常任幹事会で正式に決まる予定です。

また、社民党は衆院選で立憲民主党、国民民主党、共産党との野党共闘を目指しています。

衆院選の鹿児島4区を巡っては、自民党の現職・森山裕氏が立候補する見通しのほか、参政党の新人・横井さくらさんが立候補を表明しています。