KTSライブニュース「大隅フラッシュ」のテーマソングも手がけた、大隅を拠点に活動するジャズバンドの話題です。

初めてのオリジナルアルバム発売を記念して開かれたライブの模様をお伝えします。


楽器の音出しをする5人の男性たち。
2018年結成のジャズバンド「JAZNICPARK」です。

活動のコンセプトは「地域を音楽で元気に」。

普段は公務員や会社員など様々な立場で働くかたわら、大隅半島でのイベント出演や特産品のオリジナルソング制作など、地域に根ざした精力的な活動を続けています。

代表曲のひとつ、「OOSUMI〜a shining town〜」はイントロをアレンジした特別バージョンを、大隅フラッシュのテーマソングとしても使わせてもらっています。

そんなジャズニックパークが2023年11月、活動5年目にしてこの曲を含む全10曲を収録した念願のオリジナルアルバム「PARK」を発売。

この日はアルバム発売を記念したライブへ向けて、詰めの練習の真っ最中です。

メンバー
vo.「バスドラムをたたくとか、思いっきり蹴るとかもっとあってもいい」
ds.「分かりました」

リーダー櫛間崇史さん
「本当に集大成だと思う。いろいろな人の力を借りて、バンド結成6年目になるが、ようやくここまできたという感じ。最高のステージをお届けできると思う」

いよいよライブ当日です。

会場に訪れたファンたちの手元にあるのは今回のライブのチケット…ではなく、缶バッジ!?

吉留李奈リポーター
「間もなくライブの開演です。チケットは、アルバム特典のこちらの缶バッチ。つまり、アルバムを買われた方を無料で招待してのライブとなります」


メンバー
「頑張ろう」
「みんなに感謝を届ける、そんなライブに、まずは僕ら5人が力を合わせてやりましょう」
「せーの、おー!」


ファンへの感謝を込めて。
会場は約300人の観客で埋め尽くされました。


ジャズをベースにしながら、ジャズにとどまらない彼らの音楽。
アルバムに収められた、さまざまなジャンルの曲を次々と披露します。

さらにこれまでの活動で出会ったフルート奏者や…ダンサーたちがゲストとして登場!ステージを盛り上げます。

客席にいる私もすっかり引き込まれてしまいました。

そして大隅フラッシュのリポーターとして、一番楽しみにしていたのが…

〜「OOSUMI」演奏〜

いつも聞いているあの曲がライブバージョンで!

自然と体が動き出します。


この日のライブでは全15曲を披露。
アンコールでは出演者全員がステージに上がり、2時間以上にわたる“大隅愛”たっぷりのライブを締めくくりました。

観客
「大隅地区の曲を作って地域密着型のバンド。町の活性化につながるように一生懸命、活動をしているところも好き」
「ライブをいっぱい聞きたいので、回数がいっぱいあればいい。もっと大きなホールで聞きたいと思った」


ライブを終えた5人。
その表情は達成感に満ちていました。

ボーカル・大原龍太さん
「いや〜もう最高でした。この地域の方々の力が僕らをどんどん突き動かしてくれると思うので、僕ら自身もしっかりと意思をもって活動するが、やはり地域の方と一緒に盛り上がっていければと思う」

ジャズニックパークは今後も大隅のさまざまな人とふれあいながら、さらに音楽の輪を広げていきます。

メンバー
「ジャズニックパーク、レコ発ライブ、終わりました!イェーイ!」