7月1日確認の土砂崩れ現場 提供:奈良県

奈良県は、十津川村の国道で土砂崩れが発生し、集落が孤立状態になったと発表しました。けが人はおらず、電気などライフラインへの影響は確認されていないということです。

奈良県によると、1日午後6時ごろ、十津川村西中の国道425号で、土砂崩れが確認されました。

警察によると、高さ最大2,5メートル、幅や奥行ともに8メートルにわたって土砂が崩れていて、2日午前1時半時点で、付近は通行止めとなっています。

奈良県や警察によると、6月29日には十津川村小坪瀬の国道425号でも土砂崩れが起きていて、2つの土砂崩れの地点に挟まれた小山手集落の20人程度が孤立状態になっているということです。

奈良県によると、今回の土砂崩れでけが人は確認されておらず、孤立している集落でも電気などのライフラインへの影響や、急病人は確認されていないということです。

奈良県は2日、天気が回復次第、現場を確認し、早期の復旧に向けた作業を行うことにしています。