スバルイタリアは2024年4月9日、新型「アウトバック ガイザー」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

スバルの新型「最上級SUV」誕生

 スバルイタリアは2024年4月9日、クロスオーバーSUV「アウトバック」(日本名:レガシィ アウトバック)のラインナップに、専用エクステリアを装備した新たな「アウトバック ガイザー」を追加設定したと発表しました。

 初代アウトバックは1994年、ステーションワゴン「レガシィツーリングワゴン」の派生車種として北米でデビュー。翌1995年、「レガシィ グランドワゴン」という名で日本でも発売されました。

 現行モデルは2019年発表の6代目にあたり、イタリアでは2021年に発売されました。

 イタリア仕様はボディサイズが全長4870mm×全幅1875mm×全高1675mm、ホイールベース2745mm。パワートレインは2.5リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力169hp/最大トルク252Nmを発生する)に無段変速機とシンメトリカル4WDを組み合わせたものです。

 今回、最上位グレードとして新設定されたアウトバック ガイザーは、スバルが北米で展開している「ウィルダネス」というカスタムシリーズを連想させる仕上がり。

 ウィルダネスの専用イメージカラー「ガイザーブルー」を採用するとともに、マッドガードやドアプロテクションモール、リアバンパープロテクションガードなど樹脂製パーツを専用装備。ブラックホイールと相まって、タフな個性が強調されています。

 差し色は、本家ウィルダネスのオレンジに対して、イエローグリーンとなっています。

 ブラックのナッパレザーで設えたインテリアは、従来の最上位グレードをベースにしており、スポーティかつ上質な雰囲気となっています。

 価格はベース車より1500ユーロ(約25万円)高の5万4450ユーロ(約895万円)です。