ニューヨークで世界初公開となった、日産の新型「KICKS」に、反響が集まっています。いったいどんなクルマで、どんな反響の声があるのでしょうか。

「いいデザイン」賛成多数の新型車!?

 ニューヨークで世界初公開となった、日産の新型「KICKS」に、反響が集まっています。
 
 いったいどんなクルマで、どんな反響の声があるのでしょうか。

 キックスは初代モデルが2008年に登場。三菱の軽SUV「パジェロミニ」のOEM車でしたが、2016年のフルモデルチェンジで、コンパクトSUVに変化していました。

 そして、次世代となる3代目キックスが、2024年3月22日開幕の「ニューヨーク国際オートショー2024」で実車展示されました。

 新型キックスは引き続きコンパクトSUV。現行モデルとは見た目が明確に変化し「ゴツみ」が加わった力強いオーラを放つクルマに進化しています。

 ボディサイズは、全長4366mm×全幅1800mm×全高1625-1630mmとコンパクトなボディサイズを維持。最低地上高は213mmで、悪路走行などにも性能を発揮します。

 大きく変わったエクステリアは、大胆かつ力強いデザインで、先進的かつタフな印象が高められています。特にフロントはどちらかといえば流線形だった現行モデルに対し、新型キックスは箱型に近いシェイプをしています。ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーに、前面全面に存在感を示すフロントグリルがそれを強調しています。ボディ上部は流麗なラインです。

 いっぽうインテリアは、モダンで洗練されたデザインが採用されています。ダッシュボードにはメーターとナビにデュアルスクリーンを、またキックスとしては初となる、全席ゼログラビティシートが採用されています。

 パワートレインは、最高出力141馬力・最大トルク190Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンに、次世代CVT「エクストロニック・トランスミッション」の組み合わせ。レスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジンにより、高速道路での追い越しなどで余裕のある加速を実現します。

 また、北米向けのキックスとして初めて、4WDを全グレードに設定。新たなドライビングモード「SNOW」を設定し、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムによる緻密な制御で、雪道でも安心感のある走りを実現します。

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 満を持して公開された3代目新型キックスに対し、ネット上のコメントでは「いいデザインになったなー!」「めちゃくちゃバランス良さそうですね!フロントがワイドでカッコ良すぎます。新世代のフロントはこれでいくんでしょうか。ホント良いです!」「皆がカッコいいと素直に受け入れられるデザインですね」「ドッシリして迫力あるデザインでいいですね」「このデザインは期待出来る!」「今現在の日産ベストデザイン賞」など、ゴツ化した外観に興奮する声が見られます。

 なお、まだこの新型の日本導入については発表されていません。しかし将来の日本導入に期待する声は多く、「早く日本で売り出してほしい」「現行モデルを買うのを我慢して、新型待とうかな」「日本に来るとしたらイーパワー確定かな? 楽しみだな」など、首を長くして待ち始めた人の声も見られます。