雨のシーズンを前に、高知県南国市の河川で警察と消防が合同で水難救助訓練を行いました。国分川での訓練は、南国市消防署が梅雨入りを前に、毎年この時期に行っています。

訓練は南国警察署と合同で行われ、合わせて33人が参加。川に浮かぶ要救助者をボートに引き上げる訓練のほか、救急隊が到着するまでの応急手当てや、空気銃を使ってロープを遠くまで飛ばす「レスキューマックス」を使う訓練などが行われました。

6日に降った雨の影響で川はにごり、増水していて、隊員たちは真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

「警察と顔を合わせて訓練をすることができたので、いろんな現場で共通認識を持てると思っている。今後も続けていき、両方が連携しながら水難救助やほかの事故、災害にも対応したい」

警察と消防は、今後も合同での訓練を続け、事故や災害に備えていきたいとしています。