広島市中心部の平和記念公園や平和大通りを花で飾り、市民らがパフォーマンスを披露する「ひろしまフラワーフェスティバル」が3日、開幕した。新型コロナウイルス禍などの影響で中止や規模の縮小が続き、2019年以来5年ぶりの通常規模での開催。

 平和記念公園南側には、カーネーションやペチュニアなど約8千鉢で彩られた高さ8メートルの「花の塔」を設置。先端には公園内で燃え続ける「平和の灯」の火がともされた。パレードには約6千人が参加を予定し、実行委員会は3日間で160万人程度の来場を見込んでいる。

 晴れ渡った空の下、平和大通りの沿道は家族連れなど多くの人で活気にあふれた。