害虫やネズミなどの駆除をうたったサービスで高額な料金を請求されるトラブルが増えているとして、国民生活センターが注意を喚起している。若年層に多くなっているのが特徴。

 相談件数は2022年度の1612件から23年度は暫定値で2290件に。特に10〜20代の若年層がゴキブリ駆除を依頼した際のトラブルが急増している。

 南関東の20代女性は賃貸アパートでゴキブリが出てパニックになり、インターネットで約500円から駆除するという広告を見て業者に電話。「1万円ぐらいになる」と言われたが、自宅を訪問された際には約10万円の見積書と契約書を渡された。戸惑ったが仕方ないと思い支払ったという。