交流サイト(SNS)で、勤務していた仙台市の飲食店に「ナメクジ大量にいる」などと投稿したとして、偽計業務妨害罪で公判中の元従業員円谷晴臣被告(25)について、仙台地検は店長に対する侮辱、名誉毀損の罪で追起訴した。9日付。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状によると、2022年7月、ツイッター(現X)に「クソゴミ」などと投稿して店長を侮辱し、動画投稿サイトのユーチューブで「店長は料理が下手である」「腐った豆腐を使っている」などと発言して名誉を毀損したとしている。

 被告は4月の仙台地裁初公判で偽計業務妨害罪の成立を認める一方、ナメクジに関する投稿は事実だったと主張した。