立憲民主党の泉健太代表は19日の記者会見で、衆院3補欠選挙のうち2選挙区で競合する日本維新の会の馬場伸幸代表が立民を名指しで批判していることに関し「相当焦りがあるのではないか」と分析した。自民党派閥の裏金事件を踏まえ「大きな腐敗を起こしている勢力と連携して戦う姿勢が大事だ」と述べ、馬場氏の言動は自民を利するとも指摘した。

 馬場氏は、衆院東京15区補選で立民の支援に回る共産党を引き合いに「立憲共産党」とやゆ。立民の憲法審査会の姿勢を批判する際に「たたきつぶす必要がある」とも発言した。