フリースタイルスキー・モーグルのワールドカップ(W杯)で日本男子初となる種目別優勝を果たした堀島行真(トヨタ自動車)が12日、羽田空港に帰国し「自分が持っていなかったものを手にすることができてうれしい」と笑顔でトロフィーを披露した。

 今季W杯は、計8戦のモーグル種目で3度の優勝を含む6度の表彰台に立ち、ライバルのミカエル・キングズベリー(カナダ)を抑えて優勝。デュアルモーグルを含めて自己最多のシーズン4勝を挙げた。計16戦の総合成績は、デュアルの最終戦(16日・イタリア)を残して2位が確定している。膝を痛めて最終戦を欠場するが「目標を達成できた」と総括した。