【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会で3月の議長国を務める日本の山崎和之国連大使は1日、ニューヨークの国連本部で記者会見し「核兵器なき世界を目指す」として、18日に核軍縮・不拡散を協議する閣僚級会合を開催すると発表した。会合の狙いは「核兵器保有国と非保有国の対話を促すことだ」と述べた。会合ではグテレス国連事務総長が演説する見通し。

 日本は2023〜24年の任期で非常任理事国。任期中に議長国を務めるのは2度目で、最後となる予定。

 山崎氏は「ウクライナもガザも深刻な状況だ。世界平和、安定へ向けて努力していきたい」と語った。7日にはガザに関する非公開の会合を開催する見通し。