20〜79歳の男女2791人を対象にアンケート調査

 厚生労働省の調べでは、生涯で「ギャンブル依存症」が疑われる状態になったことがある人は約320万人に上ります。お金のメンタルトレーナー三凛さとし氏が、全国の2791人を対象に「ギャンブル依存と遺伝の関係性」についてアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

 調査は2024年4月1日、20歳以上80歳未満の男女(男性1374人、女性1417人)を対象にインターネット上で行われました。

 まず回答者全員の年収は100万円未満が最も多く37.0%、100〜200万円未満が15.9%、200〜300万円未満と続いています。年収別に「ギャンブルにハマったことがあるか?」と尋ねたところ、「はい」の割合が最も多かったのは600〜1000万円未満で50.8%と半数。次いで1000万円以上で46.3%に上りました。

 ギャンブルにハマったことがあると回答した815人にそのギャンブルの種類を尋ねたところ(複数回答可)、1位はパチンコ・パチスロで52.1%、2位は宝くじ(ロト、ナンバーズなど)で39.8%、3位は競馬で39.5%となっています。

 調査を行った同氏は「年収が高いほどギャンブルにハマりやすい傾向がある」などと今回の結果をまとめています。

(LASISA編集部)