3815人の成婚者を対象にアンケート調査

 婚活サービスのIBJが、「地元での婚活」についてアンケート調査を行い、結果を発表しました。

 調査は2024年2月、IBJ結婚相談所ネットワークで成婚し退会した男女3815人を対象に行いました。

 地元で婚活をしていた人の割合は、男性が51.7%、女性が56.2%と男性が4.5ポイント少ない結果。また年代別では20〜24歳女性の60.0%、20代男性の52.8%が「地元以外で婚活をした」と回答し、若い世代は地元以外で婚活する割合が高くなりました。

 地元での婚活を選んだ理由について、男性で多かったのは「地元で就職したから」28.8%、「住み慣れた土地で生活したかったから」27.9%。女性は「家族や知人の近くにいたかったから」30.7%、「住み慣れた土地で生活したかったから」29.8%でした。

 一方、地元以外で婚活した理由は、男女とも「進学や就職ですでに地元を離れていたから」でそれぞれ63.9%、54.0%でした。

 現在、地元以外で生活している人に「いずれ地元に戻りたいと思うか」という問いに対しては、男女とも8割弱が「戻りたくない」と回答。20代に限定すると男性は90.4%、女性は89.3%が「戻りたくない」としました。

 その理由は「やりたい仕事がない、何かと不便」(20代後半/女性)、「現在の給与水準を維持できて、自身の能力も生かせる企業はないと考えるため」(20代後半/男性)などが挙げられています。

(LASISA編集部)