1日は八十八夜。静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社では、1キロ108万円の新茶が奉納されました。

 奉納されたのは4月の新茶の初取引で、富士宮富士山製茶合同会社が、手もみ茶で最高値の1キロ108万円で落札した「さえみどり」15gです。

 奉納式は茶業関係者らおよそ20人が出席して行われ、新茶で乾杯した後は手締めをして茶業界の発展を祈願しました。

参加者: 
「甘みがあって非常においしい・香りが全面に出ていて本当においしいお茶でした」

JAふじ伊豆  富士宮茶業委員会 佐野俊英委員長:
「富士宮のお茶は富士山の麓で作られたお茶ですから皆さんでたくさん飲んでほしいと思います」

 落札価格の108万円は茶業の発展を願い、茶寿の「108」にちなんで決めたということです。
 
 手揉み茶「さえみどり」は富士宮市と富士市の販売店、それにインターネットで販売される予定です。