7月スタートのフジ月9ドラマ『海のはじまり』で、『Snow Man』目黒蓮さん(27)と女優の有村架純さん(31)が恋人同士として共演することが決まりました。ただ、有村さんを“高橋海人や松本潤にもちょっかいを出した”魔性の女優とみる目黒蓮ファンは、今回のキャスティングに不満アリアリの様子。これに関して、「旧ジャニ事務所時代なら“ウチの商品”に手を出した女優は芸能界追放が普通だったが、今はずいぶん状況が変わった」と裏事情を明かすのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。

目黒蓮と有村架純の「月9共演」に、めめファン悲鳴!?

『Snow Man』目黒蓮が、瀕死の“月9ドラマ”『海のはじまり』(7月期)に主演するそうです。

“『〇〇〇〇〇』は月9を救えるか”…と言われて久しいフジテレビ連続ドラマ枠ですが、これでダメならマジで終わりを考えた方がいいと思えるようなキャスティングも発表されました。

なんと、恋人役に有村架純の出演が決まったのです。

有村といえば昨年暮れ、『King&Prince』高橋海人との真剣交際が報じられたばかりです。

さらに彼女には過去、かつての『ジャニーズ事務所』に所属する親子タレントの息子や、大河ドラマ『どうする家康』で共演した『嵐』松本潤を“迷走”させたりと、旧ジャニに所属したタレントのファンたちにとっては“もううんざり!”の存在です。

実際、目黒蓮の恋人役という設定での共演が発表されて以降、SNSでは――

「今度は“めめ”(目黒蓮の愛称)狙い?」

「別に嫌いじゃないけど、なんでまた架純ちゃん? 他の女優さんで見たかった」

「ちょっと残念。いろいろ噂のあった方なので…」

と散々の声が。

今年に入って高橋海人は自らのインスタグラムに“END”という意味深投稿をして、これが有村架純との別離を示唆しているのでは…とファンをヤキモキさせています。それだけに“今度はめめ狙い”なる妄想を、ファンたちに抱かせているのでしょうね。

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吉田羊、井上真央…旧ジャニアイドルに“手を付けて”干された女優たち

一方、目黒蓮が所属する『STARTO ENTERTAINMENT』からすれば、これは生まれ変わった新事務所をアピールするには絶好の機会と言えるかもしれません。

旧ジャニの頃は、共演をきっかけに“ウチの商品に手を付けた”女優には痛烈な制裁が待っていました。

再度の共演などもってのほかで、芸能界からの自然消滅や追放さえ画策されたものでしたから。

旧ジャニ・アイドルと女優といえば、真っ先に思い出すのは『Hey! Say! JUMP』中島裕翔と吉田羊でしょう。

20歳下のアイドルグループのセンターと“7連泊”を撮られてしまった吉田羊は、当時ジャニーズ事務所のマネージメント全般を仕切っていた故・メリー喜多川名誉会長の逆鱗に触れました。

メリーさんの怒りは半端なく、当時私が所属していた週刊誌編集部も「今後一切、吉田羊の取材には動かないように」という御達しを下しました。

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いいことも悪いことも、“吉田羊”という活字が世の中の人の目に触れることを禁じたわけです。

「吉田は今をときめくCM女王だよ?」と私が反論してみせると「編集長の命令だから」という強い言葉が返ってきたのは、今でも昨日のことのように憶えています。

井上真央も『嵐』松本潤との交際が報道され仕事量が大きく減った女優のひとりですが、ここまで厳しく“御触れ”が出たのは吉田が初めてでした。

ですから私は、“7連泊”スキャンダルから7年が経った昨年、『ラストマン-全盲の捜査官-』で吉田羊が『King&Prince』永瀬廉と共演した画を見た時には、胸に熱いものがこみ上げてきたものです。

吉田羊も2018年に所属事務所との契約を終了し、現在は個人事務所で活動という代償を払っていたわけです。

“めめ”の共演相手は“のん”になるかもしれなかった

これはテレビ関係者から小耳に挟んだ話ですが、当初『STARTO ENTERTAINMENT』の福田社長は目黒蓮の相手役に、自分が現職に就く前からマネージメントを手掛けてきた思い入れの強い女優、のんを想定していたようです。

これに対しスタッフ会議では“さすがにそれは公私混同。ゴリ押しと叩かれる。せっかく忖度云々のイメージが消えつつある状況なのに…”という声が上がったという話でした。

今回のドラマと同じ組み合わせ、“めめ”と有村架純が恋人役で共演し、濃厚なラブシーンも話題になった『月の満ち欠け』は13億円の興行収入を残しています。

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今度こそ“月9”&フジテレビ連ドラの救世主に2人がなれるのか…楽しみに待ちたいと思います。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: STARTO ENTERTAINMENT

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