電子レンジで食べ物をあたためる時、ラップをかけることがありますが、「いちいちラップをするのは面倒」「本当に必要なのか」と感じたことはありませんか。象印マホービンの公式Xアカウント(@zojirushi_JPN)によると、電子レンジであたためる際に、ラップが「必要な食べ物」と「不要な食べ物」があるとのこと。「揚げ物・焼き物」などはラップをしない方がおいしく仕上がるといいます。

ラップが必要な食べ物→しっとりさせたい食べ物、蒸し物、カレーなど

電子レンジで加熱すると、食べ物に含まれる水分が外に出てしまうので、食べ物の水分を保ちたい場合はラップをしたほうがよいそうです。「しゅうまい」などの蒸し物もラップをするのがおすすめ。そうすることで水分を逃がさずしっとりさせ、かつ効率的にあたためられるといいます。

「カレー」「シチュー」などのとろみのある汁物やタレのかかった食べ物は、内部の熱がこもりやすく、加熱をしすぎると内部の水分が一気に噴き出してしまうそう。ラップをせずに加熱すると庫内に汚れが飛び散ってしまうので、ラップをして「深めの耐熱容器」であたためるようにしましょう。

ラップが不要な食べ物→汁物、揚げ物・焼き物

スープなど汁物のあたためには、ラップは不要とのこと。ただし、加熱のしすぎは水分が沸とうしてしまうので、十分注意しましょう。「揚げ物・焼き物」はラップをして加熱すると、水蒸気で表面がベチャベチャになってしまうため、「ラップなし」がおすすめとのこと。

▽出典
・象印マホービン 公式X/電子レンジのあたためでラップをする理由は?
・象印マホービン 公式/電子レンジのあたためでラップをする理由は?