岩手県内に寄港する客船として過去最大級となるクルーズ船「ロイヤル・プリンセス」が、4月29日に初めて宮古港に入港しました。
港ではさんさ踊りで歓迎しました。

外国船籍のクルーズ船「ロイヤル・プリンセス」は、27日から15日間かけて日本を回りアメリカに向かうクルーズをしていて、29日の午前7時すぎに宮古港に入港しました。

港では市の職員などが大漁旗を振って歓迎したほか、宮古市や盛岡市の団体がさんさ踊りを披露して乗船客を出迎えました。

「ロイヤル・プリンセス」は全長330メートル・総トン数14万トン以上で、2024年に県内に寄港する予定のクルーズ船の中で最大です。

乗船客は浄土ヶ浜や釜石大観音、龍泉洞などで観光を楽しんだということです。

オーストラリアからの乗船客
「皆さんが手や旗を振ったり微笑んだりしているのを見て、とても歓迎されている気持ちがしてうれしかったし、マスコットもいて良かった」
「三陸鉄道を見てみたいし、電車に乗って景色を楽しみたい」

「ロイヤル・プリンセス」は29日の午後6時に宮古港を出港し、30日の朝に青森港に入港する予定です。