GWに入って4月30日で4日目、岩手県内は本格的な農作業シーズンを迎えています。
県南の米どころ・奥州市の水田では田植え作業が始まりました。

奥州市江刺の菊池幹由さんの水田では、28日から本格的に田植え作業を始めました。

30日の江刺では、最高気温が23.3℃と5月下旬並みまで上がった中、機械で丁寧に苗が植え付けられました。

JA全農いわてでは農家に前払いする「概算金」の額を2年連続で引き上げていますが、燃料などの高騰が続く中、菊池さんはさらなる引き上げを願いながら作業に汗を流しています。

コメ農家 菊池幹由さん
「おいしいコメを作りたいと常々思うし、一人でも多く消費してもらえるよう頑張ってやっていきたい」

約38ヘクタールある菊池さんの水田では、5月いっぱい田植え作業が続くということです。

奥州市でのひとめぼれなどの収穫は9月中旬になる見込みです。