市民にアートを楽しんでもらおうと岩手・盛岡駅前のビルに絵画などを展示するギャラリーが5月8日オープンしました。

盛岡駅前のビルの1階にオープンした「ギャラリー夢林」は、同じビルに入る診療所が開設しました。

初回として展示されているのは住田町で2017年まで60年以上診療所を営んでいた医師・櫻井末男さん(99)の作品20点です。

80歳を過ぎた頃からグラフィックソフトで絵を描き始めた櫻井さん。
民族衣装をまとった女性の作品は明るい色使いが印象的です。

8日が99歳の誕生日という櫻井さんも会場を訪れました。

櫻井末男さん
「私はいまだに夢がある。私が生きたしるしを作品にして残そうと一日4枚は必ず今も(絵を)描いています」

もりおか静眠堂医院 櫻井伴子院長
「絵が飾ってあるとかいろいろな展示があると見てもらうと、また違った意味で新しい盛岡を発見してもらうと嬉しい」

このギャラリーは日曜日から火曜日にオープンしていて、櫻井さんの作品展は5月29日まで開かれています。