沼の雪解けの様子が龍の目のように見える八幡平山頂の「ドラゴンアイ」が今、見頃を迎えています。
晴天に恵まれた5月22日の姿を、中條奈菜花アナウンサーがリポートします。

中條奈菜花アナウンサー
「雲ひとつない青空の八幡平、山には雪がまだ残っています。ことしのドラゴンアイ、どんな景色が見られるんでしょうか」

山頂のレストハウスの駐車場から雪が残る道を15分ほど歩くと、目的地の鏡沼に到着します。

中條奈菜花アナウンサー
「絶景ですね、大きさに圧倒されます。透き通った青色が本当にきれいで、心洗われるようですね。清々しい気持ちになります」

直径約50メートルの沼で、雪解け水が輪のようにたまる「ドラゴンアイ」は、22日も神秘的な輝きを放っていました。

中央部分の雪が解けて水がたまり始めると「開眼」と呼ばれ一番の見頃とされていますが、八幡平市観光協会によりますと、その状態になったのは例年より2週間ほど早い先週末ごろで、順調に雪解けが進んだ2024年は円の形が特にきれいだということです。

22日は県内外から観光客が訪れ、この時期だけの風景をカメラに収めていました。

神奈川から訪れた人
「久しぶりの雪。神秘的で天気がよくてきれいでよかった」

奥州市から訪れた人
「4年連続で来ている。何回見てもやっぱりいいですよね」

天候にもよりますが、ドラゴンアイの見頃は5月いっぱい続くということです。