耕作されていない農地を畑として再生しようという岩手県花巻市が進めるプロジェクト「福耕農園」が2024年で3年目を迎えました。
作業開始の5月22日は関係者が集まり開始式と種蒔きが行われました。

これは休耕田を再利用しようと行われているもので、花巻市大迫町のぶどう栽培農家の高橋和子さんなど4人が中心となって活動しています。

高橋さんたちは県道沿いにある耕作されていない田んぼの再生を目指し2022年からヒマワリや野菜を栽培してきました。

福耕農園の畑は広さ17アールで、22日はヒマワリの種やサツマイモの苗を植えたほか、今後は枝豆やスイカなども栽培する予定です。

高橋和子さん
「田んぼの中に草畑があり気になっていた。花畑なら見栄えが良いのでは始めた」

高橋さんたちは収穫した野菜を加工・販売するなど6次産業化にも取り組んでいくことにしています。