5月27日、岩手県高総体バレーボール競技の決勝が行われました。
男子は、2025年度に不来方との統合が決まっている「盛岡南」が今の校名としては最後の高総体で9年ぶりに優勝しました。

男子の決勝は2023年の春高バレー県大会で優勝を果たした花巻東と、新人戦県大会の王者・盛岡南が激突しました。

第1セットは盛岡南が奪い、続く第2セットで盛岡南の2年生・竹花心人が1人で8点を奪う大暴れで花巻東を突き放します。

しかし花巻東は村上創麻、櫻田瑞季ら3年生が応戦し盛岡南に食い下がります。

しかし最後は盛岡南のエース・3年生の山口大良が試合を決めゲームセット、盛岡南が統合前最後の高総体で、見事9年ぶり12回目の優勝を果たしました。

盛岡南3年 佐々木綺斗主将
「最後の高総体を全員で優勝できてとてもうれしい。全国ベスト8を達成できるよう、全員でレベルアップしていきたい」

かつて盛岡南のエースアタッカーとして活躍した相馬高志監督からも、喜びの声が聞かれました。

盛岡南 相馬高志監督
「一つ一つが最後。今年は(県大会)三冠を取るという目標の中でこの勝ちは大きいと思う。監督・OBとしてすごくうれしい」

優勝した男女2校は、7月21日に開幕するインターハイに出場します。