岩手県沿岸の気仙川でアユ釣りが解禁され、さっそく釣り人たちが糸を垂らし竿の感触を楽しんでいました。

住田町から陸前高田市に流れる気仙川は、7月1日の午前4時にアユ釣りが解禁となり、訪れた釣り人たちが次々と竿を伸ばしていました。

このうち陸前高田市横田町の小坪橋付近でも、解禁を待ちわびた愛好家が長い竿を巧みに操り、おとりのアユを縄張りから追い出そうとする習性を利用した「友釣り」の感触を楽しんでいました。

釣り人
「追いのいいアユで、目印がビュンと飛ぶのが病みつき」

また解禁日に毎年この場所を訪れるという釣り人は、6月30日の夜に降った雨の影響で水が濁っていたものの、3時間で20匹ほどを釣りあげたということです。
アユは20センチを超えるサイズのものもあり、この時期としては十分な大きさだといいます。

気仙川漁協によりますと、アユ釣りの最盛期は8月中旬でその後は11月末まで楽しめるということです。