「定年後の人生が3.5倍楽しくなる!!ワイガヤ座談セミナー」が4月13日、ヴェージュ・コミュニティ・スペース(北区王子4)で開催された。(赤羽経済新聞)

 会場のヴェージュ・コミュニティ・スペース

 主催は「しごとの放課後サークル」。同サークルは、共に北区ビジネスプランコンテストファイナリストであり、定年前退職し起業した小道舎の小芝絢子さん、レグリンクの上原秀教さん、しかのいえの鹿野青介さん、華代子さんが運営する。

 第1部は、主催の4人が会社を辞めるところから今日までの経緯を、お金、家族、仲間づくりなど、それぞれの背景とともに経験談を語った。その後、東京商工会議所北支部会長で、越野建設社長の越野充博さんが、北区のビジネスプランコンテストの開催状況や具体的に起業時に使えるスキルなど定年退職後の組織人の可能性についてプチトークを行った。

 第2部の雑談会では、登壇者がファシリテーションしながら参加者同士で雑談し、普段疑問に思っていることなどを互いに話し合った。

 イベントのタイトルについて、主催者の一人の鹿野青介さんは「会社員の自分の楽しみは土日の2日間に集約されていた。起業して自分の好きな事を無視せずに働くと、7日間、好きな事の喜びにつながるようになった。誰もが起業した方がいいとは言わないが、働き方は暮らしの味わいにつながっている」と話す。