鉄道イベント「運転再開クエスト in 八王子総合訓練センター」が5月26日、JR東日本八王子総合訓練センター(東村山市)で行われる。主催はJR東日本八王子支社(八王子市旭町)。(八王子経済新聞)

 非常ブレーキを使う体験やシミュレーター体験を行う

 JR東日本の駅員、車掌、運転士、メンテナンス部門のスタッフが訓練を行うために設けられている同施設。今回はシミュレーターや訓練車を使って、トラブルに遭遇した車掌の動きを体験する。

 当日は、シミュレーターを使って、ドアの開閉や車内放送、発車ベルの扱いなど車掌の業務を体験する。209系車両を使った訓練車に車掌として乗車し、次々と起こるトラブルを乗り越え安全に目的地に到着することを目指す企画も行う。同社広報担当者は「動いている電車を止めて、運転士、車掌、駅や指令と力を合わせて運転再開させよう」と話す。訓練車の前で写真撮影や、参加者向けにオリジナルのノベルティーも用意する。

 「乗務員の仕事やトラブル発生時の対応を、よりリアルな状況で体験していただきたいという思いから中央線の運転士や車掌、駅で働く社員が企画した」と担当者。

 開催時間は、9時10分〜11時10分、12時30分〜14時30分、15時〜17時。要事前申し込み。18歳以上の保護者と小学4〜6年、中学生の子どもの2人1組で受け付ける。定員は先着12組24人。

 料金は1組1万6,000円。申し込み受け付けは今月9日12時から、JR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」で行う。