プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が6月12日、2024-25シーズンのヘッドコーチとして、三木力雄さんを迎えると発表した。(八王子経済新聞)

 今年でプロ参戦10年目となることを受け、ビートレインズは八王子駅にポスターを掲示した

 同チームは、4月まで行われた昨シーズンに続き、今秋から始まる2024-25シーズンもB3リーグで戦う。昨シーズンは、「京都ハンナリーズ」のアシスタントコーチなどを歴任したタイラー・ガトリンさんがヘッドコーチを務めた。

 三木さんは埼玉ブロンコスのヘッドコーチやテクニカルアドバイザー、アソシエイトコーチ、警視庁バスケットボール部のヘッドコーチ、立川ダイスのアソシエイトコーチなどを歴任した後、1月下旬から金沢武士団のヘッドコーチを務めた。

 2020年から2022年まで、ビートレインズのアソシエイトコーチを務めた三木さん。ヘッドコーチ就任に当たり、「4年ぶりにコーチングスタッフとして参画させていただくことになった。2024-25シーズンは新Bリーグに向けて非常に大切なシーズンとなる。今までの経験を生かし、優勝戦線に絡むプレーオフ進出はもちろんのこと、新リーグへの視野を入れたチームビルドにまい進していく」と意気込む。

 チームを率いるTHTマネジメント(八王子市子安町3)の担当者は、「2023-24シーズンの課題を克服するためには人生経験の豊富な方をヘッドコーチとして招聘(しょうへい)するのが一番という結論に至った。ビートレインズのアソシエイトコーチをしていたこともあり、クラブの事情への理解もある。経営者をされていたこともあり、早く強いリーダーシップ、統率力、40分間戦い続けるファイティングスピリッツ、バスケットスタイルがビートレインズの求める形になるのではとお願いした」と説明する。