資源の回収・再利用に取り組みたい人に向けたイベント「リビセンみたいなおみせやるぞスクールに行ってきたよ報告会」が6月28日、泰生ポーチフロント(横浜市中区相生町2)で開催される。(ヨコハマ経済新聞)

 「リビセンみたいなおみせやるぞスクールに行ってきたよ報告会」

 主催はシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」で、2024年1月から開いている「ソーシャルグッド勉強会」の一環。同施設では、「社会をよくしたい」という思いを応援する「ソーシャルグッドオフィス」として、これまで「気候変動」や「地方創生」「食文化スローフード」などをテーマにした勉強会を開いてきた。

 3回目となる今回は、4月に長野県諏訪市の中古建築資材専門店「ReBuilding Center JAPAN(通称=リビセン)」で開催された「リビセンみたいなおみせやるぞスクール」に横浜から参加したメンバーが、スクールの感想、横浜市の地域循環、今後の展望などについて話す。リビセンは、家屋や工場の解体や片付けの現場で、行き場を失った古材や古道具などを買い取って販売しており、スクールでは資源の回収・再利用に関わる体験談などを伝えたという。

 トークゲストは、同スクールに参加した横浜市都市整備局の桂有生さん。桂さんは東京芸術大学卒業後、建築家の安藤忠雄さんや山本理顕さんに師事。2007(平成19)年より専門職として同局都市デザイン室に所属。象の鼻パーク・テラスや横浜市新市庁舎デザインコンセプトブックなどを担当してきた。

 当日ファシリテーターを務める、同施設のコミュニティーマネジャー・姜美宇さんは「地域の循環に関心がある人、『リビセンみたいなおみせやるぞスクール』に興味や参加経験がある人に来てほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は19時〜21時。参加費は一般 1,000円(学生、同施設会員、諏訪市でのスクール参加者は無料)。