ドーナツ&クレープ店「TOM kitchen(トムキッチン)」(東大阪市岩田町6、TEL 090-7410-5544)が6月7日、夏季限定商品「ドーナツアイス」の販売を始めた。(東大阪経済新聞)

 「TOM kitchen」の得本彩貴さんと愛貴さん姉妹

 得本彩貴さんと愛貴さん姉妹が昨年11月10日、自宅の一部を改装して出店した同店。彩貴さんの前職は企業の事務職。愛貴さんは調理師学校を卒業後、料理教室の講師を務めていた経歴を持つ。2人は「社会人の頃からいつかお店をしたいとそれぞれ店名を考えていた。TOMは苗字をもじったもので、2人とも料理が好きなので飲食店をすることにした」と話す。

 彩貴さんによると、最初はクレープ専門店にしようと決めていたが、出店前、近くの商店街にクレープ店がオープンしたため、何か他の商品も追加しようと考えたという。愛貴さんは「料理教室の生徒からもらったドーナツが感動するほどおいしかったため、その味を再現しようと研究を重ねた」と振り返る。

 「ドーナツは食感にこだわった。一般的にパンのような食感の物が多いが、当店はしっとりモチモチでやわらかいのが特長」と愛貴さん。商品ラインアップは、ふんわり食感の生地を使った3種の「ドーナツ」(180円〜)、注文を受けてからクリームを入れる7種の「生ドーナツ」(200円〜)、キャラメル、生チョコ、イチゴなどを使うデザート系クレープ19種(420円〜)、ガレット(580円〜)など。生ドーナツは「純生カスタード」(330円)が一番売れているという。

 9月末までの夏季限定商品という「ドーナツアイス」は、生ドーナツのプレーンを温めてアイスクリームをはさんだ物。ラインアップは、バニラ(300円)、オレオ、キャラメル(以上380円)、ストロベリー(400円)の4種類。愛貴さんは「クレープ用のアイスを使うとドーナツ生地に味が負けてしまうので、ドーナツアイス用にバニラ感が強くて味が濃厚なアイスを探した」と話す。

 営業時間は11時〜19時。休業日はインスタグラムと店頭で通知する。