靴下の製造・販売を行うユニバル(加古川市志方町上富木)が5月11日、同社の商品を展示・販売する古民家ショップ「wacca.(ワッカ)」をオープンする。(加古川経済新聞)

 wacca.の店内にはオリジナル商品が展示販売される

 靴下の生産量が全国2位の兵庫県で、創業37年の同社。同店オープンの経緯について、社長の横山裕司さんは「ユニバルの商品を求めて度々会社に足を運んでくれる人がいたこともあり、数年前からサテライトショップを開きたいと考えていた」と話す。出店場所を検討していたところ、知人から同社敷地内にある横山さんの生家で倉庫として使っている建物の活用について勧めがあり、改装し古民家ショップにとした。

 同店ではオリジナルブランドの靴下を展示販売するほか、今年1月よりネット通販しているオリジナルスキンケア商品「シルピュア」も扱う。開店日は記念イベントとして、ハンドメイド雑貨や同町にある小林農園のイチゴを使ったパフェなどを販売する「はぴねすマルシェ」も開く。

 横山さんは「たかが靴下、されど靴下だが、一度自身の身体に合う良い物を試してほしい。加古川市の代表的な地場産業である靴下の魅力を多くの人に伝えていければ」と呼びかける。

営業時間は10時〜16時。