長浜のJR木ノ本駅にある観光案内所「ふれあいステーションおかん」(長浜市木之本町)が5月23日、リニューアルオープンした。(長浜経済新聞)

 店内の様子

 木ノ本駅を訪れる観光客と商店街をつなぐ場所として、2006(平成18)年に木之本商工会が開設した同施設。その後、奥びわ湖観光協会による運営を経て、現在は長浜観光協会が運営する。出品者数は130人に上り、余呉、高月、旧長浜市を中心に出品された特産品、地元産の野菜、菓子、戦国グッズなどを販売しているほか、イートインスペースではコーヒーやソフトクリームなどを提供する。

 今回のリニューアルでは観光案内のカウンターを一新し、大型モニターを設置した。床は木目調タイルに貼り替え、什器と統一感を出し明るく立ち寄りやすい雰囲気を演出している。照明付きの什器を壁面に設置することで商品を立体的に配置することができ、照明の効果で商品を引き立て、収益増加を目指していく。リニューアルを機に、JR高月駅校内にあった北部事務所をJR木ノ本駅に移転し、職員が常駐することで観光案内機能の強化につなげていくという。

 25日の「新装開店祭」では関係者によるテープカットが行われ、土産物の人気投票などが行われた。

 長浜観光協会の中村崇人さんは「これからも地域の皆さまと協力し、長浜市北部地域の観光情報や地域の特産品の魅力を伝えていきたい」と話す。

 営業時間は9時〜17時。