青梅の「吹上しょうぶ公園」(青梅市吹上)で5月25日、「吹上花しょうぶまつり」が始まった。(西多摩経済新聞)

 2.1ヘクタールの園内に、濃い紫色の花びらがしだれるように咲く「妙義(みょうぎ)の森」、青紫色の「夜の波」など200種以上のハナショウブ3000株以上が植えられている。園内は散策路を巡ることができ、見頃になると多くの来場者でにぎわう。

 期間中、キッチンカーなどが毎日出店。6月8日・9日にはポット苗の配布、15日・16日には地元産野菜の販売も行う。

 貴重な谷戸地(やとち)の保全を目的に整備された同園。霞丘陵の一角に位置し、勝沼城跡歴史環境保全地域に囲まれている。園内では、「OmeBlue」のポロシャツを着用したガイドボランティアが案内している。

 開園時間は9時〜17時。入園料は200円(小学生以下は無料)。開花状況が芳しくない場合、入園料は取らない。開花状況は青梅市観光協会のウェブサイトで確認できる。6月23日まで。