かき氷専門店「氷ノ果実 佐賀店」(佐賀市大財3)が5月2日、大財(おおたから)通り沿いの「tanabata cafe saga(タナバタカフェサガ)」内に期間限定でオープンした。(佐賀経済新聞)

 かき氷専門店「氷ノ果実 佐賀店」で販売するかき氷

 タナバタカフェは福岡県柳川市内の古民家を生かして営業するカフェで、柳川市や福岡県大川市内のコンビニエンスストア5店舗を経営する「Newem」(柳川市)が運営する。ベーカリーやフレンチのほか、かつて柳川市内で長く営業した回転焼「まよい焼き」を引き継ぎ、同店で提供している。佐賀の店は1月4日にオープン。「kuyuru coffee(くゆるコーヒー)」(同)のコーヒーやコーヒー豆、「マルハチ青果」(福岡県八女市)のドライフルーツなどを提供している。

 氷ノ果実は、タナバタカフェで夏季に提供するために立ち上げたかき氷専門店ブランド。「Newem」社長の石橋隆也さんの知人で名古屋在住のパティシエからレシピ提供を受け、独自のミルク氷とフルーツを使ったかき氷を販売する。

 メニューは、それぞれのフルーツをふんだんに使い、マスカルポーネチーズを添えた「苺(いちご)の氷」や「メロンの氷」(以上1,980円)のほか、完熟マンゴーと完熟パインを合わせた「完熟マンゴーパインの氷」(1,800円)、「苺ミルフィーユの氷」(1,650円)など8種類。

 石橋さんは「どれも見た目はボリューム感があるが、中にアイスも入っているもののあり、ほのかに甘くておいしいという感想も頂いている。6月をめどにテイクアウトにも対応できるよう準備を進めたい」と話す。

 営業時間は11時〜18時。販売は10月末までを予定。