若手作家の発掘・育成・支援を目的にしたアートフェスティバル「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)」が5月2日から、表参道駅近くの複合文化施設スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)で開催される。(シブヤ経済新聞)

 昨年開催時のMARKET部門の様子

 2000(平成12)年に始まった同フェスは、若手作家の発掘・育成・支援を目的にさまざまなジャンルのクリエーターを公募し、作品の発表や販売などを行っている。昨年は延べ約1万1000人が来場したという。今年は、EXHIBITION部門100組、MARKET部門70組のクリエーターが参加する。

 同施設3階の「スパイラルホール」で展開するEXHIBITION部門では、100組(A・B日程各50組)が、立体やインスタレーション、絵画、写真などの作品を展示。1階の「スパイラルガーデン」で展開するMARKET部門では、70組(A・B日程各35組)が工芸・クラフト、アクセサリー、ファッションなどのアイテムを展示・販売する。

 会期中には、参加クリエーターの中から、来場客の投票で決めるオーディエンス賞(EXHIBITION部門)や、最も作品を売り上げたクリエーターに送る「ベストセールス賞」(MARKET部門)、グランプリ・準グランプリ(両部門)などの発表も行う。各部門のグランプリアーティストには同施設内で個展の機会を提供する。

 エントランス付近では、昨年のMARKET部門グランプリ受賞者による個展と、受賞者5人の作品展示・販売も行う。

 開催時間は、EXHIBITION部門=11時〜19時(5月2日・5日は13時〜、4日・7日は18時まで)、MARKET部門=11時〜20時。EXHIBITION会場の入場料は、事前予約チケット=一般800円、当日券=1,000円、マーケットは無料ほか。同7日まで(会期中入れ替えあり)。