「韓無量 五反田西口店」(品川区西五反田1、TEL 03-3495-5222)が五反田駅西口エリアにオープンして1カ月がたった。運営は「BSJ(百歳酒ジャパン)」(千代田区)。(品川経済新聞)

 「韓無量 五反田西口店」外観

 同ブランドは、目黒本町を本店に関東エリアに展開する。店舗面積は35坪。席数は、カウンター=4席、テーブル=66席。居酒屋「てけてけ 五反田店」跡を改装して利用する。コンセプトに、リーズナブルに本場の韓国料理が楽しめる「大衆酒場」を掲げる。店内は30〜40年前の韓国の雰囲気を意識し、現地の大衆酒場で見られる丸テーブルと丸椅子を韓国から輸入したという。

 オープンの理由について、店主のチェ・イルホさんは「五反田は会社が多く、店近くには大学もある。社会人や学生など、多くのお客さまの来店が見込まれるから」と話す。

 フードメニューは、主に328円か438円で提供する。「トッポギ」「白菜キムチ」「チャプチェ」「スンドォブチゲ」(以上328円)や、「鉄板サムギョプサル」「キムチーズチヂミ」「辛コロホルモン」(以上438円)などのほか、プレミアムメニューとして「チーズタッカルビ」(768円)などを用意する。チェさんは「韓国ではメニュー数を絞って提供する飲食店が多いが、当店ではさまざまな料理を用意する。本場の味付けで、価格はリーズナブルにした」と話す。

 ドリンクメニューは韓国の銘柄など約60種類。ソウルハイボールや紅酢(ホンチョ)サワー、韓国サイダー、「生マッコリ」「百歳酒」(以上328円)のほか、乳酸菌が入った「1000億プリバイオマッコリ」(グラス=548円)などをそろえる。

 今後について、チェさんは「全客席を丸テーブルと丸椅子に変更し、お客さまに韓国大衆酒場の雰囲気をより楽しんでもらえるよう改装していく」と話す。