日米親善基地開放イベント「岩国航空基地フレンドシップデー2024」の前日となる5月4日、報道陣にリハーサルが公開された。(周南経済新聞)

 地上に展示されるブルーインパルス

 普段は入ることのできない海上自衛隊・米海兵隊基地の一部が公開され、軍用機の展示や航空ショーなどが見学できる毎年恒例の親善イベント。会場では、基地関係者との交流も楽しめるほか、アメリカンフードや各部隊のオリジナルグッズなどが購入できるブースも出店される人気のイベント。

 この日は、初の試みとして、ファミリー・インクルーシブデーと題し、基地関係者家族や障がいのある人、その家族にもリハーサルの様子を公開。強い日差しが照りつけるなか、約5000人が見学した。

 明日5日のフレンドシップデーの入場時間は7時〜14時。航空ショーは9時〜16時に行う予定。「チーム・ファストラックス」によるパラシュート降下を皮切りに、海上自衛隊、第5空母航空団の飛行通過、F-35Bライトニング?などの飛行展示やフォーメーションを変えながら銃操作を披露する航空自衛隊学生によるファンシー・ドリルなど。海兵空陸任務部隊(マグタフ)による航空戦力と地上戦力が連携しながら作戦を実行するデモンストレーションや、航空自衛隊F-2やF/A-18スーパーホーネット、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の飛行展示が行われる。

 岩国基地報道部は、暑さ対策、歩きやすい服装・靴での来場のほか、当日の通信混雑が予想されるため、事前のイベントマップのダウンロードなどを呼びかける。

 入場には手荷物検査のほか、成人は運転免許証もしくはマイナンバーカードなど写真付き身分証明書の提示が必要。13歳以上の未成年は学生証かマイナンバーカード、12歳以下は保護者の同伴が必要となる。JR岩国駅から基地内までの臨時シャトルバスの運行は6時30分〜13時。料金は片道=500円(子ども=250円)。