立川ダイスのアンドリュー・フィッツジェラルド選手が4月15日、B3リーグ2023-24シーズンの「年間ベスト5」「得点王」の2冠に輝いた。(立川経済新聞)

 立川ダイスのアンドリュー・フィッツジェラルド選手

 4月9日に終了したB3リーグで活躍した選手に贈られる賞で、フィッツジェラルド選手はシーズン通算52試合で1336得点を決め、得点25.69、リバウンド8.33、アシスト2.60(以上、平均)の功績が認められた。

 フィッツジェラルド選手は米メリーランド州ボルチモア出身。2015(平成27)年に来日し、金沢武士団、愛媛オレンジバイキングスなどでプレーした後、2023年シーズンから立川ダイスで活躍する。身長203センチ、ニックネームはドリュー。好きな日本食はラーメンで、ららぽーと立川立飛が立川のお気に入りの場所だという。

 受賞を受けて、フィッツジェラルド選手は「2冠受賞は本当にうれしいが、チームメイトの助けなしには、これらの賞を受賞することはできなかった。選ばれたのはチームメイトのおかげ」と話す。シュートを決めるコツは「まずはたくさん練習することが何より大事。その上で、シュートを打つ際は体のバランスとボールのリリースが重要」とも。

 立川ダイスの最終戦では、2日間合わせて78点を挙げ、母親と共に喜びを分かち合ったフィッツジェラルド選手。「今シーズン、このような結果が出たのは立川の皆さま、そしてダイスファンの応援のおかげ。厳しいシーズンだったが、プレーをエンジョイし、皆さんと楽しむことができた。本当にありがとう」と笑顔を見せる。