大福専門店「金田屋(カナダヤ)」(大阪市北区中崎西2)が5月24日、中崎町にオープンした。運営はLCD(東京都中央区)。(梅田経済新聞)

 1個専用持ち帰り箱

 平たく延ばした大福の上に、フルーツや生クリームなどを山型に盛り付けて提供する同店。2022年4月、東京・銀座に1号店をオープン。同店は2号店で、関西初出店。店舗面積は約10坪。グレーや黒を基調にした店内に、イートインスペースを設ける。

 大福は、竹炭を練り込んだぎゅうひでクリームチーズと白あんを合わせたクリームを包む。包んだ上にのせるフルーツは、旬に合わせた国産をメインに使う。

 ラインアップは6種類。国産イチゴをのせた「特選苺(イチゴ)」(1,100円)、カシスや和栗を使った「渋皮和栗のモンブラン」(1,000円)、シナモンとシロップに漬け込んだリンゴをのせた「特蜜林檎(りんご)」(800円)など。

 広報担当者の清川正士さんは「手土産需要が大きいことから、ジュエリーボックスをイメージした1個専用持ち帰り箱も用意している。トッピングの中央に挟んだ紙製のピックを持ち上げてトッピングだけを先に食べたり、土台の大福とトッピングを一緒に食べたりと、いろいろな楽しみ方ができる。あっさりとした食べ口に仕上げているので、老若男女問わず楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は11時〜20時。火曜定休。