4月を中心に続く天候不良が、県内農産物の生産現場に打撃を与えている。同月の県内の日照時間は平年の4〜6割で、降水量も多かった。生育不良や病気の発生、収量の減少…。資材高騰などで苦境に立たされ続ける農家は対策のために経費増を余儀なくされたり、作物転換を検討したりと頭を悩ませながら、天候回復を祈っている。