今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2024年5月10日(金)〜12日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。287万人(※2024年5月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『トラペジウム』。

■1位は元乃木坂46の高山一実による青春小説を映画化した『トラペジウム』

乃木坂46一期生の高山一実が小説家デビューを果たした同名青春小説をアニメーション映画化した『トラペジウム』が1位に。制作は「SPY×FAMILY」のClover Works、監督を「青春ブタ野郎」シリーズなどの演出に携わってきた篠原正寛が務める。

本作は自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生、東ゆうの物語。高山自身がシナリオなどの映画制作に深く関わったことで「アイドルが放つ輝きとは何なのか?」というテーマをさらに突き詰めた作品に仕上がった。

主人公、東ゆうの声を演じるのは、「シャングリラ・フロンティア」の結川あさき、ゆうが出会う東西南北の仲間である“西”の高校に通う大河くるみ役に羊宮妃那、“南”の高校に通う華鳥蘭子役に上田麗奈、“北”の高校に通う亀井美嘉役に相川遥花と人気声優たちが集結。そのほかグローバルボーイズグループJO1の木全翔也、ウッチャンナンチャンの内村光良らも参加した。

MOVIE WALKER PRESSでは、『トラぺジウム』公開記念スペシャルリレー特集を展開。高山と結川のインタビューや、プロデューサーが語る主題歌制作秘話、プレミア試写会のレポートなど、様々な記事を随時更新中だ。

本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は5月9日(木)まで。

■2位は「猿の惑星」シリーズの完全新作『猿の惑星/キングダム』

「猿の惑星」の起源を描くリブートシリーズ第4作『猿の惑星/キングダム』が2位にランクイン。主人公のノアを演じる『To Leslie トゥ・レスリー』(22)のオーウェン・ティーグをはじめ、ドラマ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーラン、「シェイムレス 俺たちに恥はない」のウィリアム・H・メイシーらが出演し、「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボールがメガホンをとった。

物語の舞台は今から300年後の、ウィルスが猛威をふるう世の中。大都会だった人間の世界は荒廃して、人間と猿の間で支配権が完全に入れ替わり、高い知能と言語を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国「キングダム」を築こうとしていた!

「アバター」や「アベンジャーズ」シリーズなど、数々の話題作を手掛け、アカデミー賞を何度も受賞してきた世界最高峰の VFXスタジオ、WETAデジタルが、シリーズ最大スケールの“猿に支配された世界”を描き出す。

MOVIE WALKER PRESSでは、惑星に隠された秘密に迫る!『猿の惑星/キングダム』特集を展開。ワールドプレミアの模様や、 “映画紹介マンガ”でおなじみの]大友しゅうまによるコラムなど、様々な記事をアップしている。

■3位は池波正太郎原作の人気時代劇を松本幸四郎主演で映画化した『鬼平犯科帳 血闘』

池波正太郎のベストセラー時代小説「鬼平犯科帳」シリーズを、松本幸四郎主演で新たに映画化した『鬼平犯科帳 血闘』が3位にランクイン。監督を「三屋清左衛門残日録」シリーズの山下智彦が、脚本を『悼む人』(15)の大森寿美男が務める。

鬼平こと長谷川平蔵役を松本幸四郎が、若き日の鬼平、長谷川銕三郎役を幸四郎の実子である市川染五郎が演じる。劇場版ゲストとして志田未来、北村有起哉、松本穂香、中井貴一、柄本明が参加した。

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は5月9日(木)まで。

■4位は新世代スター共演のメガヒットラブコメディ『恋するプリテンダー』

本国アメリカで昨年12月のホリデーシーズンに公開され、超特大ヒットをたたき出したハリウッド発の王道ラブコメディ『恋するプリテンダー』が4位に。メガホンをとったのは「ピーターラビット」シリーズなど、ラブコメに定評のあるベテラン監督、ウィル・グラックだ。

破局したカップルの男女が、オーストラリアのリゾートを舞台に、それぞれの新たな人生のためにラブゲームを仕掛ける。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)のシドニー・スウィーニー、『トップガン マーヴェリック』(22)のグレン・パウエルら、新世代の人気スターが主演を務めた。

■5位は北欧発の最狂ヒューマンホラー『胸騒ぎ』

第38回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映され、大きな話題を呼んだデンマークのクリスチャン・タフドルップ監督によるヒューマンホラー『胸騒ぎ』が5位に。本国デンマークのアカデミー賞であるロバート賞では11部門にノミネートされた。

休暇中に出会ったオランダ人夫婦の家に招かれたビャアンら家族は、彼らの歓待に居心地の悪さと恐怖を覚える。数々の大ヒットホラー映画を送り出した「ブラムハウス」が本作に惚れ込み、すでにジェームズ・マカヴォイ主演でリメイクすることを発表している。

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は、「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は5月9日(木)まで。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。ぜひ大スクリーンでめいっぱい映画を堪能していただきたいです!

文/山崎伸子