能登半島地震の影響で旅館などで休業が続いている石川県七尾市の和倉温泉。市民の憩いの場となっている温泉街の総湯が26日、営業を再開しました。

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地震の影響が長引いていた七尾市和倉温泉の総湯では、今月16日にようやく断水が解消し温泉の温度調整が可能になったほか、施設内の水道管の修理にもめどが立ったことから26日、営業が再開されました。およそ3か月ぶりの憩いの湯に訪れた人たちもほっとした表情を見せていました。

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利用者
「やっとやっと再開できたかなと。楽しみに待っていた」
「週に1回くらい来ていた。沸かした風呂と塩っ気のある温泉とでは入った感じが全然違う」
「復興に向けて少しでも力になりたいと思って。温泉が好きなので入れてうれしい」
和倉温泉合資会社 小泉孝史社長
「大変ほっとした。3か月弱、水が途絶えたのは予想外だった」

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当分の間は、午前10時から午後4時までの短縮営業となりますが、小泉社長は和倉温泉に少しでも人出が戻るきっかけになればと期待を寄せています。