地震被害の作家を応援 大樋長左衛門と奈良祐希 二代展

能登半島地震で被害を受けた北陸の作家を応援するためのイベントが東京で開かれ、大勢の客で賑わっています。

この催しは、大樋焼十一代・大樋長左衛門さんと次期十二代・奈良祐希さんによる初の二代展で、東京の麻布台ヒルズで開かれています。

会場には震災後に焼き上げた新作5点を含む17点が展示されています。

中には、地震で割れた十代の茶碗に九代と十一代の破片を繋いで作られた作品もあり、大勢の人が見入っていました。

大樋長左衛門さん「金継ぎっていうのは修復なんですけど、僕の場合はこれを焼いてくっつけてるので、修復じゃなくて輪廻転生なんです」

また、能登の復興に役立てたいと、県産材でもある能登ヒバを使った作品も展示されています。

この展示会は５月23日（木）まで開かれています。