能登半島地震で被災した住宅の片づけなどを手伝うボランティアについて、ゴールデンウィーク期間中の10日間は連休前の1.7倍にのぼる、1万人以上が全国から訪れたことがわかりました。

石川県によりますと、ゴールデンウィークにあたる4月27日から5月6日までの10日間で能登地方の6つの市と町で、のべ1万429人のボランティアが活動したということです。連休前の10日間と比べると1.7倍となり、特に、5月5日は1日のボランティアの数としては地震発生後、最も多い1328人が活動しました。


一方、馳知事はボランティアの人数が未だ十分ではないとし、自治体が行う被災者ニーズとボランティアのマッチングを県として支援していきたい考えです。

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馳知事
「膨大なニーズと多くのボランティア登録者のマッチングが十分にできていない。そのことも自覚して県としてサポートしている。引き続きマッチングのサポート含め県として支援したい」

また、県は5月13日から新たに輪島市の日本航空学園能登キャンパス内に簡易ベットやテントのほか、風呂や売店も備えた災害ボランティア向けのベースキャンプを設け、活動を加速させることにしています。

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