2027年に宮崎県内で開催される国民スポーツ大会に向け、競技力向上を図ります。
佐土原高校に国際基準を満たしたテニスのハードコートが整備されました。

佐土原高校は県の硬式テニス強化指定校となっていて、県が今年3月から国際基準を満たしたハードコートの整備を進めていました。

28日は完成式典が行われ、県から企業版ふるさと納税制度で整備費用を寄付した「いちご」の石原実副社長に感謝状が贈られたあと、佐土原高校をこの春卒業したプロテニスプレーヤーの大岐優斗選手があいさつしました。

(プロテニスプレーヤー 大岐優斗選手)
「普及活動やテニスクリニックなどを通じて、子どもたちやテニス愛好家の方々が笑顔になれる場所になることを祈念いたしまして、私たちからのあいさつとさせていただきます」

式典のあとには、大岐選手と佐土原高校の浅田紘輔主将が完成したばかりのコートでプレーしました。

(佐土原高校 浅田紘輔主将)
「これ以上ないハードコートと言いますか、実戦に近いようなコートで練習できるなと思いました。8月の全国高校総体では団体優勝という結果を手にできるように、これからさらに努力していきたいと思います」

県内の県立高校でハードコートが整備されたのは、宮崎商業に次いで2校目です。