屋根の無料点検を持ちかけ、不必要な修理工事で金をだまし取る「リフォーム詐欺」の相談が増えていることから、警視庁が注意を呼びかけています。

警視庁によりますと、屋根の無料点検を持ちかけて不必要な修理工事の契約を結ばせ、金をだまし取る「リフォーム詐欺」の相談が東京都内で急増していて、2023年の1年間に寄せられた相談は前年の約2.5倍に上ったということです。

相談では、業者が突然訪問してきて「屋根が壊れているので修理した方がいい」などと言い、その場で高額な契約を結ばせようとするケースが相次いでいるということです。

警視庁はすぐに契約せず、不審に感じたら相談するよう呼びかけています。

警視庁によりますと、こうした悪質な業者は高齢者が住む一戸建ての住宅を狙い、手当たり次第に訪問していることや、名刺を見せるよう求めても応じないといった特徴があるということです。