ゴールデンウイーク(GW)最終日の6日、松浦に初夏の訪れを告げる「キンショーメロンまつり」が長崎県松浦市志佐町の漁村体験学習施設であり、市内外から多くの買い物客でにぎわった。
 毎年、JAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長)がGW期間中に開催。等級や大きさ別に市価より2〜3割安い1箱3千円〜4500円、規格外の小さなサイズは袋詰めにして1袋2千円で販売した。
 松浦特産のキンショーメロンは、鮮やかな黄色い玉と爽やかな甘さ、シャキシャキとした食感が特徴。この日は、早朝から数百人の買い物客が行列をつくり、用意した約千箱が昼過ぎに完売した。
 佐世保市鹿子前町から家族4人で訪れた城谷久美さん(42)は「おととし来たときは売り切れで、今回は買うことができて良かった。上五島の実家にも送るので、喜んでくれると思う」と話した。