JR九州は7日、ゴールデンウイーク期間(GW、4月26日〜今月6日)の新幹線と在来線特急の利用状況を発表した。西九州新幹線(武雄温泉−長崎)の利用者は約8万9千人で、前年同期比99・5%だった。新型コロナウイルス禍前の2018年の在来線特急(諫早−長崎)と比べると101・6%だった。
 JR九州長崎支社によると、佐世保線(江北−佐世保)の利用者は約6万8千人で、前年同期比97・4%。西九州新幹線と佐世保線の利用状況が昨年を下回ったことについて、同支社は「前半が天候に恵まれなかったことが影響したのではないか」としている。
 九州新幹線(博多−熊本)は同103・7%の約35万2千人、長崎線(鳥栖−江北)は同106・0%の約22万5千人。九州新幹線、長崎線、日豊線の合計は約71万9千人で同105・1%となり、18年同期比では90・2%だった。