長崎県内最大の書道公募展「長崎新聞創刊135周年記念 第49回県書道展」(長崎新聞社主催)の関連企画、高校生作品展示が7日、長崎市出島町の県美術館県民ギャラリーで始まった。12日まで。
 若い世代の育成や書道文化の普及などを目的に、毎年、県書道展の長崎展・中期と同時期に、同じ会場内で開催している。1月、佐世保市で開かれた県高校総合文化祭書道展の出品作を中心に、11校87人の漢字、かな作品を展示。出品者には奨励賞が贈られる。
 家族で訪れた諫早市多良見町の主婦、岡田千佳代さん(68)は「とても上手で、見るだけでパワーをもらえる。自分もまた書道を始めたくなった」と語った。
 県書道展の長崎展・後期は14〜19日、同ギャラリーで、佐世保展は30日〜6月2日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開く。いずれも無料。