29日のドラゴンズは打線が爆発。さらに、先発・松葉貴大投手は8年ぶりの完投勝利です。

 ドラゴンズの先発・松葉は1回、いきなりのピンチで、得点圏打率4割を超えるDeNA5番・宮崎敏郎と相対します。

 スプリットで空振り三振。得点を許しません。

打線が大爆発

中田翔選手

 打線は、3回。チャンスで3番・カリステ。

 セカンドのグラブをはじく強烈な当たりは、先制のタイムリー。チーム16イニングぶりの得点をあげます。

 なおも、3塁・1塁で4番・中田翔。

 自身12試合ぶりの打点となる一打で追加点を奪うと、5番・細川成也も続き、クリーンアップの3連続タイムリーでこの回一挙4得点。試合の主導権を握ります。

細川がプロ8年目にして自身初の満塁ホームラン

細川成也選手

 さらに、火を吹くドラゴンズ打線。
 
 5点リードの5回には、木下拓哉に今シーズン初アーチが飛び出し、7対0とします。

 極め付きはこの男、6回、満塁のチャンスで回ってきた細川。

 プロ8年目にして自身初の満塁ホームラン。

 両リーグ単独トップに立つ一発でDeNAを突き放します。

有言実行の“完投勝利”をあげた松葉

完投勝利をあげた松葉貴大投手

 大量援護をもらった松葉は、今シーズン目標に掲げている“完投”を目指し、球数が100球を超えてもなおひたすらに腕を振り続けます。

 そして、ファンの大声援を背に9回のマウンドにも上がります。

 先頭にヒットを許すも、その後は冷静に打ち取り2アウト。

 9回117球の熱投で2016年以来、実に8年ぶり有言実行の完投勝利をあげた松葉。
      
 チームは今シーズン初の2ケタ得点で再び貯金生活、突入です。

 ※DeNA・宮崎敏郎選手の「崎」は正しくは「たつさき」です

 (4月30日放送 メ〜テレ『ドデスカ!』より)